私たちの思い

私は、仕事柄様々な環境にある家族、障がいを持つ方や障がいを持つ子、高齢者と関わりを持っています。
最近では、学校に行くことや集団で過ごす事が苦手で、小さいころからなかなか社会との交流ができない子が増えていることが気に なっていました。
「社会経験が少ないまま、社会との交流が出来ないままこの子が大人になった時、私たち両親がいなくなっても、この子はひとりで仕事をして生活していけるでしょうか」と、
親御さんから相談も受けます。そんな相談を受けている人、自らが感じている人は私だけではなく、その心配や思いを受け止める方々が、各地でいろいろな居場所作りや取り組みを行っています。
そこで、私自身も何かできないか？と考え仲間に相談し、たどり着いたのが「こども食堂」でした。
こども食堂は、子どもが1人でも行ける無料または低額の食堂であり、子どもへの食事提供から孤食の解消や食育、さらには地域交流の場などの役割を果たすことを目的として、全国で開催されています。
様々な環境にある家族、障がいを持つ方や障がいを持つ子、高齢者と関わりを持つ私とその仲間が開催する「こども食堂 ちきそらごはん」は、子どもが活躍するこども食堂です。
調理に関わること、食事の提供に関わることなど、こども食堂での活動を通じて子どもが多くのことを経験しながら家族以外の人と関わり、将来に役立つ活動のひとつにつなげることが、ちきそらごはんの目的です。
先々には、子どものためだけではなく、子育て中の親の安心、ボランティアの高齢者や 引きこもりの若者などにとっての居場所や活躍の場となることも目指していき たいと考えています。
そして、この取り組みが、自分たちを含め多くの方の生活の楽しみや生活の一部分となっていくことが、ちきそらごはんのSDGsである気がしています。 ,
子どもの活躍を応援するため、100円を持ってちきそらごはんに足を運んでください。お待ちしています。